越前和紙の起源は今から約1500年前、日本で一番古い産地として、福井県越前市今立地区(旧今立町)で製造される和紙です。品質、種類、量ともに全国一位の和紙産地として生産が続けられていますが、近年ライフスタイルが洋風化して襖や障子の需要が激減しています。全国的にも越前和紙は製造紙種は豊富ですが、美術・造形作家、大口の顧客、和紙愛好者を除くと、未だに一般に知名度が低く、万人受けする商品がないため需要が伸びないのが現状です。
「越前和紙の現状をデザインで変えたい」
手漉き和紙の素材の良さを最大限に生かした量産可能な工業製品が作りたい。今までにない製品で世界にも通じるものができないかとのコンセプトから製品開発が始まりました。何度も試作を重ね、手漉き和紙の証しである耳付きフォルムを生かし、和紙から透ける優しい灯り効果を取り入れた額縁として「和紙ック WA CHIC」が誕生しました。
作品の入れ替えが簡単な和紙額縁が「和紙ック」です。
この手漉き和紙額縁「和紙ック」には和紙に印刷したアート作品を自由自在に入れできます。
多彩なアートを鑑賞できる製品です。
「和紙×LED=幻想的な灯りが空間に拡散」
「和紙ック WA CHIC」の最大の魅力は、日中は手漉き和紙の無垢で優しい素材感を楽しみ、夜間や日が差さない場所で、額縁内部に組み込まれているLED照明を点灯させると、アートに集中した灯りは空間にも広がります。
「和紙のヒーリング効果を最大限に引き出した商品」
手漉き和紙は見た目の美しさと優しい手触り、そして心への栄養としてヒーリング効果(癒し)が最大の魅力です。その利点をアートと融合させたことで多様な展開が見込めます。その事例としてホスピタル(病院)、介護施設などからのご注文があります。LEDの灯りで朝日、夕日効果がアートと融合し視点を集め癒します。ヒーリングアートとして観る人々に心の栄養を与える可能性を持つ製品です。
1500年の歴史をもつ「越前和紙」と灯り「LED」が融合し、今までにない和紙アートの世界が誕生しました。(特許取得)『和紙ック-WA CHIC-』の額表は、越前和紙の伝統工芸士が精魂込めて漉いた、世界に1つだけの手漉き和紙です。作品も専用和紙に印刷して和紙ックに装入。日中は手漉き和紙の素材感で気品を感じ、夜には内蔵されたLED照明が幻想的に照らします。その灯りは間接照明として空間に広がり、癒しのアート世界に誘います。
和紙ック 和紙職人 柳瀬氏
和紙ック 和紙職人 長田氏
癒しの空間
和紙ックの一番の魅力は夜のシーンです。日中は手漉き和紙額縁として楽しむ。夜間や日が差さない場所で、額縁内部に組み込まれているLED照明を点灯させると、その空間に木漏れ日のような癒しの灯りが広がります。
アートと融合された異空間となり、視点は自然に「和紙ック」と作品に集まり、息をのむような感動が味わえます。
品質
越前和紙の起源は、今から1500年前と言われています。福井県今立地区は日本で一番古い越前和紙の産地です。全国でも例のない紙漉きの紙祖神である川上御前伝説があり、越前市大滝町の岡太神社に祀られています。越前和紙は福井県越前市今立地区で製造される和紙であり、現在でも品質、種類、量ともに全国一位の和紙産地として生産が続けられています。 越前奉書と越前鳥の子紙が国の重要無形文化財に指定されています。
明治以降は、日本画、版画、水彩画などの画用和紙として、横山大観、東山魁夷、平山郁夫など有名な画家に評価され多く使用されていました。越前手漉き和紙職人は、国内で一番多く存在しています。和紙ックはそのような伝統、技術的に裏付けされた、クオリティの高い越前和紙の手漉き和紙を使用しています。
さまざまなインテリアに
手漉き和紙はコウゾ、ミツマタなどの自然物からできています。無垢で高貴な素材なので、どんなものにも順応し温かく包み込む不思議な力があります。コンクリート造りの無機質なインテリアにも、和紙の上品で優しさで空間を和ませます。ご自宅はもちろん、店舗、パブリックスペース、ホテル、BAR、医療福祉施設、海外のインテリアなど多様なスタイルに合いやすく使用可能です。
数種類の越前手漉き和紙から選べます。サイズバリエーション、仕様、オプションなどをご案内しています。