越前和紙の起源は今から約1500年前、日本で一番古い産地として、福井県越前市今立地区(旧今立町)で製造される和紙です。品質、種類、量ともに全国一位の和紙産地として生産が続けられていますが、近年ライフスタイルが洋風化して襖や障子の需要が激減しています。全国的にも越前和紙は製造紙種は豊富ですが、美術・造形作家、大口の顧客、和紙愛好者を除くと、未だに一般に知名度が低く、万人受けする商品がないため需要が伸びないのが現状です。
越前和紙の現状をデザインの発想でなんとかできないか、手漉き和紙の素材の良さを最大限に生かした量産可能な工業製品ができないか、今までにない製品で世界にも通じるものができないかとの思いから製品開発が始まりました。
何度も試作を重ねてその結果行き着いた製品が和紙ックとなりました。
和紙ックの特徴
1.手漉き和紙の高貴さと優しさを生かした製品
2.手漉き和紙の繊維の美しさを灯で浮かび上がらせ、幻想的に輝かせた製品
3.収納する作品も和紙に印刷し、入れ替えが簡単にでき、背景からLED光源で幻想的に輝かせた製品
4.シンプルなデザインで洋間、和室、海外のインテリアにも合い、間接照明としても楽しめる製品
和紙ック 和紙職人 柳瀬氏
和紙ック 和紙職人 長田氏
1500年の歴史をもつ「越前和紙」と灯り「LED」が融合し、今までにない和紙アートの世界が誕生しました。(特許取得)
『和紙ック-WA CHIC-』の額表は、越前和紙の伝統工芸士が精魂込めて漉いた、世界に1つだけの手漉き和紙です。
作品も専用和紙に印刷して和紙ックに装入。日中は手漉き和紙の素材感で気品を感じ、夜には内蔵されたLED照明が幻想的に照らします。その灯りは間接照明として空間に広がり、癒しのアート世界に誘います。
和紙ックは5種類の和紙柄をご用意。多彩な作品との組み合わせが可能です。写真から書、古典絵画から現代アート、アナグロからデジタル、店舗内の装飾からホテル、病院などのバブリックスペースまでと、和紙の癒しの効果が無限大に広がります。